2024-01-13
2024年1月10日〜12日、お茶の水ソラシティにて開催された Regional Scrum Gathering Tokyo 2024(以下RSGT2024)に現地参加した。
「これを準備しておけばよかったな」「前日にこのあたりの温度感わからなくて不安だったな」といったことが色々あったので、参加前の自分にアドバイスしたいこととしてまとめてみた。
長くなってしまったので、RSGT2024自体の感想やふりかえりはまた別の記事で書く予定。
必須レベルの準備(Discordへの参加・Zoomのインストール)はRSGTのチケットに記載があるので、そのあたりは省略している。
公式のFAQも確認しておくとよい。
あちこちに電源が用意されており、ずっと誰かが使っているということもなさそうだった。実際、ピンチのときに充電できて助かった。自分で電源延長コードを持っていけば電源の位置からちょっと席が遠くても持ってこれるし(もちろん人の移動を妨げないのは前提)、他の誰かと電源需要がバッティングしたときにも便利かも。
英語セッションでは、Zoomを通して日本語が字幕や翻訳音声が提供されていた。また、オンライン・現地参加問わず参加者がDiscordへリアルタイムで感想や質問を投稿する。なので、広い画面があるとチャット含めてセッションを楽しみやすそうだなと思った。
私はiPad(11インチ)を持っていった。Zoom(Zoomが不要なセッションはDiscord)とGoodnotes(ノートアプリ)を横並びで同時に開けるのでかなり必要十分だった。
ConfEngineで聞きたいセッションを登録しておき、スマートフォンからすぐ確認できるようタブ固定をしておいたのがよかった。紙に印刷したりすることも考えたが、知り合った方のセッションを聴くことになったり、自分の興味が変わったりするので、変更が効きやすいConfEngineを使うのがよさそう。
セッションは基本的に後日録画が公開されるので、聴き逃しても大丈夫。でもスピーカーにその場ですぐ質問できる体験は貴重なので、できるだけしっかりセッションを吟味しておきたい。
初日の受付開始時間ぴったりに行かないといけないわけではないが、早めに行けばその分誰かと話す時間が増えるので、もちろん早めに行ってもよい。
人気のセッションやキーノートは早めに行った方が良い席で聞ける(&講演者を生で見られる)のでそういう意味でも早起きすると良いが、どの席でも快適に聞けるよう音響などはとても細かく配慮されているので神経質になる必要はなさそう。Zoom配信の品質もとても良い。
セッションの合間は5分・15分・30分などの休憩が挟まり、かなりゆったりしたスケジュール感。が、スピーカーさんに質問したり、セッションの感想を近くにいた人と話したりしているとあっという間。時間配分・体力配分が難しい。
基本的に荷物を持って移動することになる。ソラシティにはコインロッカー・手荷物預かりはなく、座席に荷物を置きっぱなしにしている風景を多々見かけた(MacBookだけが机上に放置されているなど)。が、何かあってももちろん自己責任なので、貴重品や高価な荷物は持って移動することを前提にしたほうが良さそう。
お弁当が用意されており、肉系は速攻でなくなっていた。絶対肉が食べたい人はナゲットとかファミチキとか追加しに行くつもりでいた方ががっかりしなくていいかもしれない。こんなことを心配するのは私のような食いしん坊だけかもしれません。
一緒に食べる人がいなければ1人でDiscordとか見ながら食べてもいいし、近くにいる人に声をかけても良い。初日は1人で食べ、2日目・3日目は声をかけたりかけてもらったりして複数人で食べた。
公式の懇親会というものはないが、参加者があちこちで自主的に懇親会を開いていた。自分から仲良くなった人を誘ってもよさそうだし、当日Discordで声をあげれば拾ってもらえる雰囲気。少人数のグループ同士が合体して一緒にお店に向かっている様子もあった。
ド深夜まで飲んでいる人もいれば、17時にサッと仕事に戻る人もいる。自分の体力と相談しつつ、マイペースに楽しむのが良さそう。
OSTのつづきだったり、セッションのDiscordチャットでよくアイコンを見かけた相手だったり、スピーカーさんだったり、質問・感想・議論の続き・etc… 言いたいことがちょっとでもあるならどんどん自分から声をかけるべきだった。その人から何かを受け取り、自分に何か起きたということを伝えられ、迷惑に思う人はあの場にはいないと思う。
(もちろんそのとき忙しかったり次のセッションへの移動で急いでいるかもしれないので、そこは配慮しつつ)
名札は初日に受付でもらえるハガキサイズのものに名前を書き入れ、ネックストラップで常時身に着けた。
会社のロゴや好きな技術のシール、Discordのアイコン(後述)を貼るなど、自分の所属や好きなことをアピールできるので、そういったものを準備していくのがよさそう。「FIRST TIMER」や「CSM」など、ステータスや立場を掲示できるリボンもあったので、自分に関連するものはどんどん貼る。
自由記入のリボンもあるので、「話したい」とか書いておくと話したい人が話しかけやすくなる。
オンライン・現地参加問わずセッション中はDiscordでコミュニケーションをとるので、名前や顔ではわからない相手もDiscordアイコンを見ると「ああ!」となることが多々あった。私が誰なのか一目でわかるよう、名札や服にDiscordのアイコンを付けておけば良かった。
積極的に会話・交流・SNSでのつながりを作る雰囲気があるので、そこをもっとスムーズにする仕組みを用意しておけばよかった。名刺を持っていったが、名刺だけだと「これ誰だっけ」になってしまいそう。
自分としては、顔写真・Discordアイコン・各種SNSアカウント・自己紹介などをまとめたプロフィールカードを渡せたら最高だな〜と思ったので、次回なんらかのカンファレンスに参加するときは持っていこうと思う。さらにこう、NFCタグ内蔵で、かざすとプロフィールに飛ぶとか(過剰品質)
名札にNFCタグを付け、それにスマートフォンをかざすとプロフィールが表示されるような仕組みを作っている人もいて便利そうだった。
また何か思い出したら追記します。ツッコミや「自分はこういうのも不安だったよ」といったことがあれば、ぜひ @zomysan までリプライください。
これらは私が2024年のRSGTに参加したことをもとにしたメモなので、来年以降はまた変わってくる部分もあるかも。コミュニケーションの雰囲気など変わらないことはあるなずなので、部分的にでも初参加で不安な人の参考になれば幸いです。
繰り返しになりますが、RSGT2024自体の感想やふりかえりはまた別の記事で書く予定です。